ホワイトシュナウザーラグタイムについて
40年近く前、初めてミニチュアシュナウザー犬を手にした時から、私の人生のぺージの見開きの片方には、いつもミニチュアシュナウザーがいました。1970年当時の私は、その頃まだ珍しかったミニチュアシュナウザーに見様見真似でストリッピングとトリミングを施しドッグショーに出陳していました。
私をとても可愛がって下さった二組のご夫婦とその仲間たちの人たちが私をドッグショーに連れて行ってくださいました。今ではジュニアハンドラーも多く、若い人のショーチャレンジもも珍しく有りませんが当時は、まだ数えるほどしかいませんでした。
今の様に簡単に海外へ行ける訳でもなく参考文献もビデオもなく、その殆どが独学と言う状態でした。海外からミニチュアシュナウザーが輸入される事も稀で、三流犬種と陰口をきかれていたミニチュアシュナウザー犬を、今の人気犬に作り上げる為に心血を注いだ人達を沢山知っています。現在の様に犬種として出来上がった状態からブリーディングを始めた人達には想像も出来ない事でしょう。
その頃のミニチュアシュナウザーは
ドブネズミ色と言われていましたから誰もが、飾り毛はより多く、より白く、ボディーコートはより深く、より濃く(華麗なるシュナウザー)を創りたいと願っていました。丁度その頃、、知人の一人がほとんどホワイト?かと見まがうばかりのシュナウザーを飼っていた事もあり、一時期、(白いシュナウザー)が仲間内で話題となったことが有りました。
その限りなく白に近いシュナウザーはもともと薄い毛色の犬でしたが、年齢と共に色が変化しキラキラと輝く様なプラチナホワイトで、たっぷりとよく手入れされたアゴ髭は胸までも届き、とても美しい犬でした。誰が見ても美しいその犬の毛色は私の脳裏にしっかりと焼き付けられ(ホワイトシュナウザーは美しい) でも本物は創れるはずが無いと思っていました。思い出すことも無かったホワイトシュナの話が、ちらほらと人の口の端にのぼる様になり、海外からの写真も見るようになりました。これは[白いけどシュナウザーじゃない!]と言うのが正直な感想でした。
一頭のホワイトシュナウザーとの出会い
やっぱりホワイトシュナウザーは無理なのだ、存在しない物だと思いました。さして不遜にもあんな犬たちにシュナウザーを名乗って欲しくないと憤慨もしました。そのうちに日本国内でも海外から輸入した犬を元に繁殖がされ始め少しずつ数が増えてゆきました。そんな折、知り合いのお嬢さんがアメリカから一頭のホワイトシュナウザーを連れて帰ってきました。ペットショップで買ったと言う、その小さなホワイトシュナウザーの女の子、マリモちゃん。溌刺として小気味よく、小振りでぷりぷりっとした、私の好みのタイプにちょっとばかり近かったのです。毛量も多くは無いけど少なくも無い。よくいるホワイトシュナウザーの体型ではなくソルト&ペッパーのちょっとマシなオチビちゃんと言う様子でした。[こんな犬がペットショップに居るくらいなら、もうちょっと、私の好みのホワイトシュナウザーが創れるかもしれない。]夫は笑いましたが、私は心密かに想いました。育種は楽しい。大変だけど。道は遠い。もう若くはないし。遊び心で。やってみよう!!ADVERTISING
このページ
のTOPへ